【セイズ株式会社】Great Sign活用インタビュー

セイズ株式会社

Great Sign活用インタビュー

企業紹介

TREASURY 御社の簡単なご紹介をお願いします。
セイズ株式会社 セイズ株式会社は、高耐震の低燃費デザイナーズ住宅「zero-e(ゼロ・イー)」の設計・建築・販売から、リフォーム事業まで幅広く不動産事業を行なっているセイズグループの会社です。
セイズグループは、葛飾区・江戸川区・足立区・墨田区・荒川区・江東区・台東区などの土地探しから、お引き渡し後の一生涯におよぶアフターメンテナンスまで自社で一貫して行っており、新築一戸建ての分譲住宅、注文住宅の設計・建築を事業の柱として、不動産について多数の実績を残しています。

Great Signをどのように使っているか

TREASURY 御社では、Great Signをどのように使われていますか?
セイズ株式会社 住宅の購入をされるお客様と契約を締結するときに利用しています。

導入前の課題

TREASURY 自社で導入されたときのことを教えてください。
セイズ株式会社 最初に紙の契約から電子契約に切り替えたいと思ったのは、
2020年、新型コロナの感染拡大による緊急事態宣言1回目のときです。
お客様から、「対面で契約を行うことが怖い」「電車・バスなどでの移動をしたくない」という要望をいただいたことがきっかけで検討しました。

お客様の不安を解消したいという理由はもちろん、
お客様が契約のために移動しなくてもいいという点も良いと思いました。
また、会社としては印刷・製本が不要で、社内の手間も削減できることも魅力的だったため、
導入したいという気持ちは強かったのです。
しかし、そのタイミングでは法律などの問題があり、残念ながら導入を見送りました。

その後、2022年の夏に、
提携先の社長から不動産業でも電子契約対応が可能になったという話を聞いた際、話題に上がったのがGreat Signだったため、問い合わせをしました。

導入前の不安点

TREASURY Great Signの導入にあたって、不安はありましたか?
セイズ株式会社 不安な点は大きく3つありました。
1つ目は、お客様側の操作への不安です。
住宅業界では、ずっと紙の契約書が当たり前だったため、
お客様がちゃんと電子契約を利用することができるのか、不安はありました。
しかし、弊社では20~40代のお客様が多いこともあり、契約の締結に関して操作面での大きな問題はありませんでした。

2つ目は、社内の問題です。
手間が削減できるとわかっていても、「慣れないことをやりたくない」と思う社員はいるだろうと予想していました。自分がそのサービスを理解していないと、お客様にも案内しにくいですよね。
だから、「社員がサービスに慣れるまで時間がかかるかもしれない」「導入が進まないかもしれない」という不安はありました。

3つ目は、銀行とのやりとりです。
住宅を購入する場合、金融機関から借り入れをされる方がほとんどです。
しかし、多くの金融機関では、紙の文化が根強く残っています。
電子契約の場合、実際の書面が存在しないため、金融機関が契約書の原本確認ができるのか、契約行為として認められるのかといった不安がありました。

ーーーーーーーーーーーーーーーー【補足説明】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Great Signは電子帳簿保存法の電子取引・電子保存の要件を完全に満たしたサービスです。
金融機関では紙で契約書の提出を求められるケースもあるため、Great Signでは、ユーザーに締結完了証明書(署名パネルの内容を整えたもの)を提供しています。この締結完了証明書と締結書類を一緒に提出することで、金融機関に電子契約で締結したことを納得してもらいやすくなります。(補助金や融資を受けたい場合などは、上記方法で問題がないかを事前に確認していただくことが必要です)

導入の決め手

TREASURY Great Signを導入する決め手になったことを教えてください。
セイズ株式会社 先ほどのような不安に対して、
Great Signの営業担当者がしっかりと説明してくださったことで、安心できたことです。

担当者の良さは、導入後にも感じました。

たとえば、電子契約を締結した後に契約内容の修正があった場合にどのような操作をするかなど、操作についてわからない部分があった際に、
サポート担当の方にメールや電話で相談ができるため、本当に助かっています。

担当者に恵まれたということかもしれませんが、

「わからないときにすぐに対応してくれる」というのは、安心ですよね。
私たちも営業をしているので、同じ営業職目線でも頼りになるなと思っています。
同じようなサービスは他にもあるかもしれませんが、
最後はやっぱり“サポートしてくれる人”が大切だと思います。

Great Signの導入効果

TREASURY Great Signを導入して半年経ちますが、どのような効果を感じていますか?
セイズ株式会社 契約をすぐに完了できますし、遠隔でも対応できるので、
紙の契約よりも圧倒的に便利だと感じています。

マイホームを購入されるお客様には、共働きだったり、小さなお子さんがいたりする方が多くいます。
「子どもが風邪をひいて急遽行けなくなった」といったときに、
紙での契約だと、次の日程をお互いが再度調整する必要があります。しかし、ご夫婦の時間を再度調整するのは、なかなか大変です。
スマートフォンでも契約可能な電子契約であれば、自宅ですぐに契約が締結できるため、お客様も私たちも負担が軽くなりました。

注文住宅に関しては、高齢のお客様もいるため、
契約書の保管・管理といった面で不安な点もありますが、
多くのお客様は電子契約に全く抵抗がないように思います。
ただ、「契約した気がしません」ということはよく言われます。
そういった感覚は、まだ私自身もありますが、電子契約の普及により徐々に変わっていくのかなと思っています。

また、電子契約の場合、紙の契約書と異なり、印紙を使う必要がありません。会社のコスト削減になっており、とても助かっています。

さらに、契約書を紙で出さないことで、印刷の時間や無駄な紙を使うことがなくなりました。
紙で契約書を作成していたときは、お客様の申込書原本を作成し、担当者がコピーをとって保存。さらに、コピーをスキャンしたものを会社で保存していました。
社内の手間の削減はもちろん、無駄な紙を使うことがなくなることは、社会貢献につながっていると思います。
弊社では、ほかにもどんどんペーパーレスを進めているため、社員のキャビネットも不要になるなど、スペースのコストも削減できています。

Great Signの評価

TREASURY Great Signの総合的な評価はいかがですか?
セイズ株式会社 お客様の負担軽減、弊社側のコスト削減などのメリットが多く、導入して本当によかったです。

先輩ユーザーからのアドバイス

TREASURY 現在、電子契約の導入を検討されている企業に対して、
サービス選びや導入のコツ・ツボ・注意点・アドバイスがあれば、ぜひお聞かせください。
セイズ株式会社 新しいことを始めるときは、社内から不安の声が出るものです。
弊社でGreat Signを導入した際も、慣れない作業にイライラしながら操作している社員もいましたし、「なんで導入するんですか?」という声もあがりました。
ただ、導入して半年経過した今、ほぼ全ての社員が普通に使うことができています。
「まずはやってみよう」というスタートでしたが、結果的に定着していますし、導入して良かったと感じています。


また、こういった新しい挑戦をしたときには、サポートなどのアフターフォローがとても大切だと思います。
システムは、最初利用するときにはわからないことだらけです。そこをしっかりサポートしてくれることで、社内の不安も解消できるのではないでしょうか。

住宅・不動産業界では、まだ電子契約はそれほど普及していないのが現状です。
導入のデメリットを感じていない私たちからすれば、この現状はいろいろな面でもったいないと思っています。

今後の期待

TREASURY 最後に、Great Signへ期待することをお聞かせください。
セイズ株式会社 利便性に関しては、本当に満足しています。
1つだけ要望があるとしたら、
契約書をA3サイズにも対応していただけたら最高です。
弊社に限らず、不動産業界では契約書のひな形がA3という企業が多いので、対応サイズの幅が広がると、導入のハードルが下がるのではないかと思います。
※掲載している内容は取材当時のものです。

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